今月のTOPICS

2012.10月号

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今月のTOPICS

戦略性を持った産地改革を
北埼玉地区野菜一元共販連絡協議会が総会

 北埼玉地区野菜一元共販連絡協議会は9月15日、JA本店で第39回通常総会を開きました。

 24年度の協議会販売実績は、キュウリが4,264トン(前年比95%)で、13億5,000万円(同103%)、ナスが203トン(同82%)で8,100万円(同85%)でした。

 協議会の坂本健次会長は「今後も更に厳しい情勢にあると思われるが、北埼一元ブランドの確立を目指しながら、会員の経営安定に期するべく努力していきたい」とあいさつしました。

 また24年度立毛共進会入賞者30名を表彰し、越冬キュウリの部で大熊一郎さん、半促成キュウリの部で吉岡栄市さん、ハウスナスの部で梓沢実さんが知事賞に選ばれました。その他の主な結果は以下のとおりです。

◇越冬キュウリの部

全農埼玉県本部運営委員会長賞=木村俊之さん(加須) ▷ほくさい農協長賞=中村米二さん(羽生) ▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=野本熙一さん(加須)

◇半促成キュウリの部

全農埼玉県本部運営委員会長賞=江原喜重さん(羽生) ▷ほくさい農協長賞=儘田兼一さん(加須) ▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=高橋光文さん(加須)

◇ハウスナスの部

全農埼玉県本部運営委員会長賞=福田則雄さん(騎西) ▷ほくさい農協長賞=折原栄さん(騎西) ▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=斉藤隆さん(騎西)

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彩女セミナーが閉講 最終日はイチジクジャムづくり

 JAの「彩女セミナー」が9月6日、閉講式を迎えました。フラワーアレンジメント、食べるラー油づくり、手打ちうどんなどこれまで3回の講習をしてきました。

 4回目となる9月6日に参加したのは26名で、JAの坂本富雄副組合長から「修了証」が手渡されました。

 最終日は、管内で旬を迎えているイチジクを使用した「ジャム」と「パン」、「ツナとひじきの酢の物」「青さと卵のすまし汁」「チヂミ」の5品で料理講習を行いました。

 セミナーで知り合った仲間同士、試食会も盛り上がり、アンケートでは、「楽しかった」「地元産を意識して買ってみようと思う」などの意見が聞かれました。


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女性部行田支部で花壇の植え付け

 9月12日、JA女性部行田支部は行田市立下忍小学校前の花壇の植え付けを行いました。花は黄色のマリーゴールドで、地域の方より寄付されたもの。

 参加した部員さん6名で、約200個の花ポットを1つ1つ丁寧に植えました。

 1時間ほどで作業を終え、鮮やかなビタミンカラーの花壇が完成。山口千恵支部長は「登下校する児童や、地域の方の目を楽しませることができたら嬉しい。また、雨量も少なく猛暑続きのため、今後も注意して水やりをしたい」と話しています。


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交通安全普及車で地域貢献

 9月4日、JA共済連埼玉県本部からJAほくさいに交通安全普及車5台が贈られました。

 JAグループでは、交通事故のない安全・安心な地域づくりを目指し「地域の安全・安心プロジェクト」を推進中。この活動の一環として車両の贈呈が行われました。

 普及車の車体には交通安全標語のステッカーを貼り、JA職員の地域巡回で使用されます。

 JAの坂本健次組合長は「この車両を活用し、管内の交通安全啓発や事故の未然防止を呼び掛け、地域貢献に役立てたい」と話しました。


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「いにしえの行田枝豆倶楽部」設立総会

 9月21日、行田市役所にて「いにしえの行田枝豆倶楽部」設立総会が開かれました。

 行田市を中心に自家栽培されていた行田在来枝豆。香り高く、甘みが強い特徴を持ち、近隣地域の消費者から人気の高い一品です。

 しかし、収穫適期が9月下旬から10月上旬というわずかな期間の為、生産量が少なく市場への出荷がなされていません。こうした背景のもとイオンリテール(株)のフードアルチザン事業として、「いにしえの行田枝豆倶楽部」は、生産・流通・販売などを一体的に取り込み、地域の活性化を図ることを目的として設立されました。

 当日は、行田市の工藤正司市長、行田豆吉クラブの小山富雄代表、JAの坂本健次組合長、加須農林振興センターの小倉敬翁所長、イオンリテール(株)の松巾幸一執行役員らによる設立趣意書署名への署名が行われ、設立総会は滞りなく終了しました。

 行田在来枝豆は、10月上旬より県内のイオンでの取扱いが予定されています。


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本年産の米の検査が始まりました

 9月3日、JAほくさい北川辺支店で平成24年産の米の検査が始まりました。

 民間検査員による検査が11年目を迎え、農産物検査員の資格を取得した22名のJA職員が「公正で中立な検査を」と、管内の検査を担当しています。

 初日に検査をしたのはコシヒカリで、5,654袋(1袋30キロ)でした。

 検査は今後管内の各地域で順次スタートし、11月中頃まで続く予定です。

 また、新米はJAの各農産物直売所にて販売されます。


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保育園児がスイートコーン収穫

 羽生市熟年農業者クラブでは毎年、羽生市上手子林のきむら保育園の園児を招き、スイートコーンの種まき・収穫体験を行っています。

 今年は5月21日に園児がスイートコーン品種「味来」の種まきをし、8月8日に収穫を行いました。

 羽生市熟年農業者クラブのみなさんが、収穫まで大事に育ててくださったおかげで、とても甘くて美味しいスイートコーンができ、園児も喜んでいる様子でした。


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水稲作付期間の水の確保を要請

 9月4日、JAほくさいの坂本健次組合長、JA南彩の若林龍司組合長、埼玉東部農業共済組合の並木源榮組合長は、見沼代用水土地改良区へ、水稲の水に関する「要望書」を手渡しました。

 今年は雨量も少なく、22年産と同じような気象のため高温障害が発生する懸念や、出穂から登熟の期間には特に水が必要であることを伝え、高温対策のため、水稲作付期間の十分な水の確保の協力を要望しました。

 坂本健次組合長は「関係機関と共に農業者に対し、高温対策の水管理について周知を進めたい」と話しています。


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川里で恒例の花苗を「山上げ」

 8月24日、坂本健次組合長をはじめJA役職員が日光戦場ヶ原で「山上げ」の視察をおこないました。

 標高1500メートル近い高地で涼しい環境の中、高温・多湿を避け順調な育苗・開花を促します。

 30年以上の伝統あるこの作業によって育苗された高品質の花苗は9月から3月にかけ全国に出荷されます。


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女性部南河原支部が健康で風土に合った食生活研修会

 9月11日、JA女性部南河原支部(今村まさ支部長)は南河原公民館にて健康で風土に合った食生活研修会を開きました。

 参加した14名の部員さんは、調理実習で共同購入品目を使用した献立に挑戦。「いちじくジャム」「ツナのひじきの酢の物」「青さと卵のすまし汁」「お好み焼き」の4品を仕上げました。また、(株)日本食生活改善指導会・跡部一磨さんによる「とうもろこしご飯」「かぼちゃの煮つけ」「ハンバーグ」のレシピが紹介されました。

 調理実習後には、作業用帽子も作成しました。1時間ほどで完成し、みなさん「次回の調理実習から早速使いたい」と楽しそうに話していました。


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災害復興支援にJA職員が参加

 JAでは、東日本大震災による津波で被災した岩手県・宮城県を中心に「JAグループ支援隊」として復興の手伝いをしてます。

 7月24日から第1班、8月21日から第2班と分かれて、活動しました。

 JAほくさいからは5名の職員が参加し、宮城県のJAみやぎ亘理管内で作業を行ってきました。

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親子稲作体験教室で稲刈りに挑戦

 JAは9月8日、加須市北川辺地区で「親子稲作体験」を開きました。

 参加した親子19組55名は、4月に田植えを行ったコシヒカリの稲刈りに挑戦しました。

 稲刈りには、ほ場を提供いただいた地元農家の片野和夫さん、加須農林振興センター、JA職員らが指導にあたりました。持ち慣れない鎌を使っての作業でしたが、親子で協力しあい順調に刈り取りを終えることができました。

 また、新米コシヒカリのおにぎり、だんご汁、ポン菓子の昼食をとった後、わら細工教室が開かれました。


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直売所で新米まつり開催

 JAは9月8日、9日の2日間、管内5ヶ所の農産物直売所にて「新米まつり」を開きました。

 新米以外にも旬の秋の味覚など、様々な特産品・加工品も用意されました。

 新米は店頭にて精米してからの販売も受け付けており、店内はつきたてのお米を買い求める買い物客らで賑わいました。

 次回の新米まつりは、10月20日、21日開催予定です。


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田んぼアートが完成しました

 行田市「古代蓮の里」東側ほ場に田植えされた田んぼアートの絵柄が浮き上がりました。

 巨大な緑のキャンバスに描かれた「のぼうの城」は迫力満点。古代蓮の里内にある古代蓮タワーが絶景のポイントで、訪れる人を楽しませています。

 田んぼアートは、10月中旬に稲刈りが行われる予定です。


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三つ子のナスが採れました

 夏野菜の代表格ナスが収穫シーズンを迎えた8月下旬、羽生市川俣の箱島登さん宅で一風変わったナスが収穫されました。

 ひとつのヘタから、3つの実がついた三つ子のナスです。ずっしりと実った実の長さはそれぞれ約15センチあり、総重量300グラムで、みずみずしくつややか。

 「栽培過程で特に変わったことはしておらず、この形状に気付いたのも収穫当日だった」と箱島さんは話しています。

 焼きナスや漬け物など、様々な料理に利用できるナスですが、三つ子を切り離してしまうのはなんだかもったいないですね。


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ドラゴンフルーツが実りました

 加須市下樋遣川の谷川常五郎さんの育てるドラゴンフルーツの実がなりました。

 谷川さんがドラゴンフルーツの栽培を始めたのは4年前から。沖縄旅行で訪れたパイナップル園で剪定にもれたドラゴンフルーツを入手したことがきっかけです。

 「水は二日に1回あげ、ハウスの温度は常に30度以上を保つように心がけている」と谷川さんは話しています。やがて花を咲かせるようになり、交配を試みたところ、赤い見事な実が実りました。


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