今月のTOPICS

2018.5月号

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今月のTOPICS

半促成ナスが出荷本番〜加須市騎西園芸組合〜

3月上旬、加須市騎西園芸組合の栽培する半促成ナスの出荷が始まりました。極寒の影響も少なく、5・6月のピークに向けて毎日順調に出荷量が増えています。今シーズンの出荷目標は22,000ケース(1ケース5キロ)です。
同組合では15名が式部ナスとラクロ、あのみのりの3種類を約1.5ヘクタールで栽培しています。昨年は創立60周年を迎え、夏には記念式典も行いました。
梓澤實組合長は「近年は組合員数も増え、活気あふれる活動を行っています。工夫や努力を重ね、消費者に喜んでもらえるようなナスをこれからも作りつづけたい。」と話していました。
同組合のナスは、7月上旬まで首都圏の大手量販店の店頭に並びます。

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母の日に届け!川里のカーネーション

JA川里中央支店では、4月下旬より5月13日の母の日用カーネーションの出荷が始まりました。同支店管内は、全国トップレベルの鉢物カーネーションの産地です。
カーネーションを栽培するのは、川里花き出荷協議会の中の18戸。副会長の小河原一雄さんは「冬場の寒さや、3月末から4月にかけての急激な気温の上昇などの影響で、開花調整が大変だった。会員が愛情を込めて育てたカーネーションを、ぜひ大切な方に贈って欲しい。」と話していました。
同会の母の日用カーネーションは、約20品種・約50万鉢が関東や西日本を中心に出荷されます。

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行田農産物直売所で春まつり

4月7日、JA行田農産物直売所で春まつりが行われました。
この催しは、同直売所の敷地内に咲く桜を多くの人に楽しんでもらいたいという趣旨で毎年行われています。今年も、地元産の新鮮な農産物を求めて多くの来店客であふれました。
主催するのは、JAほくさい行田農産物直売所利用協議会(太田浩会長)です。同会女性部(宇田川はる江部長)による手作りの赤飯や豚汁の無料配布なども行われ、大盛況のうちに終了しました。

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日頃の練習の成果を発揮
〜年金友の会羽生支部グラウンド・ゴルフ大会〜

3月23日、羽生中央公園でJAほくさい年金友の会羽生支部(箱島登会長)のグラウンド・ゴルフ大会が開かれました。
同市内の会員の中から106名が参加し、日頃の練習で磨いた腕を競い合いました。
優勝は、羽生中央支店管内の河田耕作さん(前列右から2人目)でした。おめでとうございます。
この大会で上位に入賞した6名は、5月29日に彩の国くまがやドームで開かれる埼玉県農協年金友の会のグラウンド・ゴルフ大会に出場します。

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(株)あらい農産がS―GAP実践農場2020として評価されました

行田市で水稲34ヘクタール、麦10ヘクタールを栽培する株式会社あらい農産が、S―GAP実践農場2020として評価されました。3月27日には、加須農林振興センターの鈴木紀之所長らが同社を訪れ、評価書の交付式が行われました。
「S―GAP実践農場2020」の評価規格は、県が今年の2月に創設したばかり。普段の作業と経営管理に潜むリスクや課題を見つけ、農場の改善を行い、安全で効率的な生産環境を構築することを目的としています。これによって、販売先から信頼され、持続的で安定した農業経営の実現を目指すほか、来る東京オリンピック・パラリンピックの農産物調達基準に対応しており、条件次第では同大会に食料供給することも可能となります。
新井健一代表取締役は「これからも時代の流れに即した取り組みを積極的に行い、よりよい農場を目指したい」と今後の展望を話していました。

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田植えスタート

4月14日に県内有数の早場米の産地、北川辺地区で田植えが始まりました。
この日田植えを行ったのは、コシヒカリ5ヘクタールを栽培する加須市向古河の片野和夫さん(写真)です。片野さんは「3月25日に播種を行ったが、その後気温の高い日が続き苗の管理が難しかった。今年の米も全量1等に合格できるよう、肥培管理に努めたい。」と話していました。
ほくさい全地域の田植えが終了するのは、6月末ごろの予定です。

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梨の人工受粉作業が最盛期を迎えました

県内有数の梨生産地である騎西地区で4月上旬、梨の人工受粉作業がピークを迎えました。梨畑一面に咲いた白い花に、あらかじめ採取しておいた花粉を手作業で付けていきます。
加須市騎西梨研究会の小川達男会長は「桜の開花が早かった今年は、梨の花の満開時期も早まるため、例年より1週間ほど早く作業を開始した。こんなに早い年は滅多にない。」と話していました。
同会では、33名の生産者が10.6ヘクタールで「幸水」や「豊水」のほか、県が育成したオリジナル品種の「彩玉」などを栽培しています。

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醤油作りを見学 〜彩女セミナー〜

JAは、3月13日に彩女(あやめ)セミナーを開きました。このセミナーは、JAの仲間づくりとスローライフの提案を目的としており、6月より開講しています。
最終日のこの日は、伝統的な醸造方法で醤油作りを続ける川島町の笛木醤油を見学しました。製造する「彩の花醤油」は、県産の小麦と大豆を使用しており、県内の学校給食にも提供されています。参加者は「味わい深いお醤油。家族に安全なものを食べさせたいので、お土産に買って帰りたい。」と話していました。
また同日、閉講式も行われました。全日程の講習に出席した参加者には修了証が交付されました。丸木仁JA副組合長から代表して修了証を受け取った羽生市の青木道子さんは「周りの方の助けもあり、すべての日程を終えることができました。来年度のセミナーにも、ぜひ参加したい」と意欲を話していました。

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