今月のTOPICS

2018.11月号

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今月のTOPICS

品種による味の違いを楽しみました
〜加須市騎西梨撰果所〜

加須市種足の同市騎西梨撰果所には、梨を買い求めるお客さまだけでなく、毎年たくさんの見学者が訪れます。
9月9日には、「子ども大学かぞ」の講義の一環として小学生32名が訪れました。この講座は、加須市内の4〜6年生の児童を対象に、同市の主催で5年前から開かれています。子供たちに知的好奇心を刺激する学びの機会を提供するとともに、地域で子供を育てる仕組みを創ることが目的です。
また同12日には、バスツアー「農産物直売農家めぐり」の参加者15名が訪れました。この催しは、同市が市民を対象に、消費者と生産者の交流、地産地消の推進を目的に行っています。
いずれの日も、参加者は梨が集荷・撰果され、箱詰めされる様子を見学したほか、生産者から梨の説明を受けました。また、品種の異なる梨を試食し、それぞれの味の違いを楽しみました。
同撰果所は、7月下旬から9月末まで稼働。その間伝統の品種「幸水」「豊水」のほか、平成13年に品種登録された「あきづき」や県の育成品種「彩玉」などを県内の市場に出荷しています。

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親子で稲刈り〜稲作体験教室〜

JAは、10月6日に加須市種足のほ場で、稲作体験教室を開きました。
一般募集した10家族36名が、5月26日に自ら植えた彩のかがやきの稲刈りに挑戦しました。
ほ場を提供した地元農家の伊藤久雄さん夫妻やJA職員らが指導にあたり、参加者は親子で協力しながら鎌で刈り取りました。
昼食には、新米のおにぎりや地元農産物を使った豚汁のほか、伊藤さんの栽培したキュウリのつけものなどがふるまわれました。
同市内から親子4人で参加した親子は「これまで関わることはありませんでしたが、このイベントを通してJAを身近に感じることができるようになりました。JAの農産物直売所の利用機会も増えました。」と話していました。

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異常気象に適応した産地づくりを
〜北埼地区野菜一元共販連絡協議会〜

北埼地区野菜一元共販連絡協議会は、9月13日に栃木県の鬼怒川観光ホテルで、平成31年度(平成30年8月から31年7月)の取引協議会を開きました。
きゅうり・なすを生産する会員のほか、取引市場やJA全農さいたまの職員らが参加しました。
会議に先立ち、坂本富雄会長は「多発する異常気象に対応するため、この会議を通して対応策を話し合うとともに、これまで以上に関係機関と連携を密に行い、有利販売に繋げていきたい。」と挨拶しました。
事務局から前年度の販売実績や販売経過、今年度の販売方針や出荷計画が、各市場からは評価や要望、産地情勢などが報告されました。

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行田在来枝豆を味わって

9月下旬、行田在来枝豆が旬を迎えました。
行田在来枝豆は、同市内を中心に「いにしえ」の時代から水田の畦などに作られてきました。香りが高く、甘みが強いのが特徴です。
この枝豆を生産するのは、行田豆吉クラブ(関和英之代表)の6名。今シーズンは130アールで栽培しています。伝統の味を広く伝えたいと、積極的に生産者の勧誘を行い、栽培面積は年々増加しています。
初収穫となった9月29日には、越谷市のイオンスタイルレイクタウン店でキャンペーンを行いました。JAの農産物販売促進員が店頭に立ち、朝採りの枝豆を試食やチラシを配りながらPRしました。
試食したお客さまは、「こんなに香りのよい枝豆は初めて。」と驚きながら、笑顔で買い求めていました。

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農業の素晴らしさを伝えたい

10月3日、加須市北篠崎で水稲とキュウリを栽培する江森悟さんは、同市立三俣小学校(山口真吾校長)の3年生児童110名の訪問を受けました。
社会科の授業の一環として、児童らに「農家の仕事」を学んでもらうことが目的です。
江森さんは、仕事の内容や手順、栽培上の工夫などを説明しました。児童からは「美味しいお米を作るにはどうしたらいいですか。」や「どうして農家になろうと思ったのですか。」などの質問が寄せられ、江森さんがひとつずつ丁寧に答えました。
見学の終わりには、彩のかがやきの新米おにぎりがふるまわれました。うれしそうにほおばった児童からは「もちもちして美味しい。」と喜びの声があがりました。
悟さんは「子供たちに説明をするということは、自分にとっても勉強になる。農業の素晴らしさを伝えられれば。」と話しています。

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年金に関するご相談を受け付けています

JAでは、毎月週末に年金相談会を開いて、皆さまの年金に関する様々なご相談を承っています。年金の専門家・社会保険労務士がそれぞれ個別に、無料で皆さまのご相談にあたります。
9月15日は、JA行田中央、川里中央、羽生中央支店で開きました。近年特に多く寄せられる質問は、「いったい自分はいくら年金がもらえるのか。」というものです。
11月以降の相談会の日程は下記のとおりです。農家組合員でない方や、JAに口座をお持ちでないお客さまからのお申し込みも大歓迎です。お気軽に最寄りのJA支店窓口までお問い合わせください。
○11月17日(土) 行田中央支店・川里中央支店・羽生中央支店
○12月15日(土) 加須中央支店・騎西中央支店・北川辺支店・大利根中央支店
○1月27日(日) 行田中央支店・川里中央支店・羽生中央支店
○2月16日(土) 加須中央支店・騎西中央支店・北川辺支店・大利根中央支店
○3月16日(土) 行田中央支店・川里中央支店・羽生中央支店

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全国の買参人に川里の花をPR〜埼玉の花植木大商談会〜

10月13日、地方卸売市場 鴻巣フラワーセンターで「平成30年度埼玉の花植木大商談会」が開かれました。この催しは、全国の花卉市場や買参人に県内で栽培される花植木を広くPRする目的で、毎年開かれています。
ほくさい管内からは、川里花き出荷協議会(関根宏会長)から20名の会員が参加し、10月中旬以降に出荷の始まるプリムラやシクラメンを中心にアピールしました。
参加した会員は「猛暑や長雨の影響により、今年も厳しい条件下の栽培管理が続いた。どんな状況でも高品質の花苗を提供するのが農家の使命。よい花を提供するだけでなく、こういった機会を通して、産地としての信頼を築いていきたい。」と話していました。

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ぶどう狩りを楽しみました〜女性部羽生支部〜

JA女性部羽生支部(長谷川タマ子部長)は、9月12日に県外研修にでかけました。
同支部では、部員同士の親睦を深めるため、毎年日帰り研修旅行を行っています。今年は、部内から「ぶどう狩りを楽しみたい」という要望があったため、栃木県へ出かけました。
参加した16名の部員は、古峯神社で家族の健康を祈願したほか、昼食では太平山名物のそばに舌鼓を打ちました。
ぶどうの観光農園では、お土産に1房ずつ受け取りましたが、甘い秋の味覚を家族や知人にも味わってもらいたいと、それぞれがたくさんのぶどうを買い求めて家路につきました。

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新米を味わって〜新米収穫祭〜

JAは、9月1・2日と10月13・14日の4日間、行田・羽生・加須・騎西・北川辺農産物直売所で新米収穫祭を開きました。
新米のおにぎりを来店客に配布したほか、新米を特別価格で販売しました。また、各店舗の生産者組織も参加し、さまざまなイベントが催されました。
JAでは、今後もこのようなイベントの開催などを通して、魅力あふれる農産物直売所づくりを進めてまいります。

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甘いいちじくが大人気

JAとJA全農さいたまは、9月29日にイトーヨーカ堂久喜店で加須市騎西いちじく組合のいちじくキャンペーンを行いました。
JA農産物販売促進員は、皮付きのままひと口サイズにカットしたいちじくを来店客に配布し、PRを行いました。
試食を勧めると「皮までやわらかい。家でもこのようにして食べようと思う」と話す人や、「騎西のいちじくなら」と購入する方もいました。
また、来店客から「美味しいいちじくの見分け方を教えて欲しい。」との依頼もあり、激励に訪れた同組合の松村廣司組合長らが対応しました。
JAでは、今後もこのような取り組みを通して農産物の販売力強化に取り組んでまいります。

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消費者と稲刈りで交流〜羽生米クラブ〜

羽生米クラブ(浜野一郎会長)は、10月6日に県内の消費者家族を招いて稲刈りを行いました。
同市三田ヶ谷のほ場に集まったのは、生活クラブ生協の消費者家族約50名です。会員は、参加者に彩のかがやきの刈り取りを指導しました。
同会は「消費者とともに食育について考える機会をもちたい」と、減農薬米や無農薬米を同生協向けに販売するだけでなく、田植えや草取り、稲刈りなどに毎年招待し、交流を深めています。

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順調な生育を確認〜「むさしの26号」現地検討会〜

JAは、9月20日に水稲新品種「むさしの26号」の現地検討会を行いました。
同品種が標準的な施肥量でも従来品種に比べて1割程度多収であることから、JAでは主食用品種での飼料用米生産に取り組む生産者を中心に、29年度より作付けを推進しています。
この日は生産者や加須農林振興センターの職員、JA職員らが参加して行田市内のほ場を回り、生育状況を確認しました。台風や長雨などの影響も少なく、順調な生育を確認することができました。

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「農家手取り最大化」プロジェクト進行中

JAでは、JA自己改革の一環としてJA全農さいたまと合同で「農家手取り最大化」取り組みプロジェクトを行っています。
9月中旬より、「ほしじるし」の稲刈りが始まりました。
同品種は業務用米としての需要が高いだけでなく、多収で縞葉枯病へ安定した抵抗性があることから、JAでは今年度より契約栽培方式による作付け提案を積極的に行ってまいりました。
今シーズン収穫予定のほしじるしは、約100トン。JAでの農産物検査を経て、JA全農さいたまを通じて大手外食チェーンなどに販売されます。

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